脇見恐怖症の原理

こんにちは!ゆうかです。

 

今回は脇見恐怖症の原理について説明していこうと思います。

 

まず脇見恐怖症の説明は初回のブログで紹介した通りになります。

 

 

脇見恐怖症とは・・・?

社会不安障害の中の視線恐怖の一種とされています。

具体的な症状としては、視界に人や物が入るだけで、不安を感じてしまい、その対象物に対して、視線を向けてしまっていると思い込んでしまう事等が挙げられます。

 

 

 

脇見恐怖症の原因について

 

①認知の歪み

「自分の視線は他人に迷惑をかけている」という誤った認知が脇見恐怖症の人にはあり、それを他人の動作から、自分のせいという認識に合う証拠を見つけて、勝手に自分と紐づけていることを、何度も繰り返してしまい、脳に強く癖付けされているように感じます。

 

私の場合は、相手が以下のような動作をした時に、自分の視線のせいで相手が嫌になっているんだ!と感じてしまう事がありました。

 

【他人の気になる行動】

・貧乏ゆすり

・髪の毛を触る

・咳払いする

・席をはずす

・ため息

 

など。。

これを隣でやられる度、「あぁ、また自分の視線のせいで、相手を嫌な思いにさせてしまった」と自分を責めていました。

 

でも冷静になって考えてみると、自分もよく無意識でやっているような行動も含まれていたり、実際に自分のせいかなんて、相手に「今私の視線が迷惑で、そのような動作を取ったんですか?」と直接聞かないと分からないものですよね。

 

皆さんは相手の行動で気になるようなものはありますか? 

 

一部始終の定かでない情報だけで、ついつい自分のせいと結びつけていませんか?

 

(そもそも、ため息ばかりする人や貧乏揺すりがひどい人が近くにいたら、誰でも嫌な気持ちになるので、周囲を嫌な気持ちにさせる相手が改まるべき!)

 

他にも、話の一部分だけしか聞いてないのに、都合の良いように自分に結び付けて、今陰口を言われた、など本当に周囲に対して過敏になっていました。

 

以上の事が繰り返されることで、最終的には自分の安全確保の為に、回避行動をとるようになり、それを見た相手が不審に思い、不審な行動に対して言われてしまう、ような負の連鎖を起こしてしまいます。

 

 

②自己肯定感の低さ

元々日本人が外国人に比べて、自己肯定感は低いとされていますが、繊細さんは特に自己肯定感が低いといわれています。

 

私自身も、脇見恐怖症の事やいじめの事もあったので、本当に自己肯定感が低く、しんどい時や辛い時に、よく自分にひどい言葉を浴びせていました。

 

辛いときこそ、自分に優しくできたらよかったのに。。。

 

そもそもいじめも、その時はいじめてる側の人間が愚かで、それに気づく余裕もなかったんだと今になって思いますが。。

 

 

以上の2点が脇見恐怖症の原因となるものと考えています。

 

この記事を読んで、今苦しんでいる方がいたら、少しでも気持ちが楽になる方がいれば幸いです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

明日のテーマは「癒し」です😊